１２月１日（土）、 水沢 第10競走 第29回プリンセスカップ（2歳牝馬　 ダート１４００ｍ　曇・重　）にホッカイドウ競馬から４頭が遠征しました。
　最後の直線では、先頭で逃げ粘る地元岩手のワタリルーブル号（岩手）にミネサランサジャ号（北海道）が最後まで追い込むも3着でした。なお、優勝したのは、ホッカイドウ競馬デビュー馬のブリリアントロビン号（道営在籍時 齊藤正弘厩舎）でした。



１２月１日（土）
水沢　第１０競走　第２９回プリンセスカップ　ダート１４００ｍ　曇・重
3着　ミネサランサジャ号（牝２　５４　阿部 英俊騎手　林 和弘厩舎　462　+3）
7着　ニイカップクイーン号（牝２　５４　岩橋 勇二騎手　田中 淳司厩舎　447　-1）
8着　トチノスカーレット号（牝２　５４　森 泰斗騎手　村上 正和厩舎　447　+4）
9着　サクラタイシ号（牝２　５４　大坪 慎騎手　村上 正和厩舎　418　+10）


関係者コメント
3着　ミネサランサジャ号
阿部 英俊騎手
この中間、水沢は砂を入れているんですが、この馬の跳びからすると軽い馬場向きなので、前走と比較した時に道中の雰囲気は良かった割に伸びが案外だったのは、その影響があったかもしれません。

林 和弘調教師
道中も何の不利もなかったし、いい競馬はしてくれたと思います。今日は上位２頭に上手に乗られたといったところでしょう。大晦日の重賞（大井・東京２歳優駿牝馬）に一応、登録はしてあるので、選ばれて状態も問題なければ行きたいと思っています。


7着　ニイカップクイーン号
岩橋 勇二騎手　
デキは完調に近づきつつある状況で、まだ立派な体つきだったように思います。その分、一杯になってしまったのが早かったし、距離も少し長いのかもしれませんが、まだ変わってくる余地のある馬だけに、来年の飛躍を期待したいと思います。

田中 淳司調教師
何としても行かせるつもりだったんですが、また出遅れてしまいましたね。ただ、結果的に逃げたワタリルーブルのペースが速かったので、行ってもキツかったかもしれませんね。今シーズンはここで終わり、戻って休ませます。来年もホッカイドウ競馬で走る予定です。


8着　トチノスカーレット号
森 泰斗騎手　
返し馬でイライラした感じがありましたし、スタートしてからの反応も今ひとつで、手応えも早々となくなってしまいました。牝馬特有の難しさが出たのか、何ともわかりません。

村上 正和調教師
うーん・・。こんな動けない馬じゃないんだけど、外にヨレたり、本来の走りじゃなかったね。この後は戻ってからが、状態がよいようなら年末の大井（12月31日、東京２歳優駿牝馬）へ向かうことも考えます。


9着　サクラタイシ号
大坪 慎騎手　
母に乗せてもらっていましたが、乗り味やフットワークは本当に似ていましたね。今日は大外枠が影響し、前に行きたかったものの思い通りの競馬ができませんでした。それと、小柄な馬だけに、中間に砂を入れた影響もあったと思います。

村上 正和調教師
今日は＋10キロがねぇ・・。予想外に増えてしまったのが誤算でしたね。これでは動けません。今季はこれで終わりですね。




写真上：パドック（ニイカップクイーン号）
写真中：1周目
写真下：ゴール前（ブリリアントロビン号）



写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬ひだか応援隊　神谷　健介 氏
コメント提供　楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷　剛彦 氏