９月２２日（日）、盛岡 第１１競走 第１５回ジュニアグランプリ（1600m　芝・左）に、ホッカイドウ競馬から４頭が出走しました。

レースは、地元岩手のランデックキング号が先頭に立ち、プレイアンドリアル号とカカリア号が２～３番手につけ、ダマスクインゴット号が中団、ナデシコスピリッツ号が後方からレースを進める展開。
直線で先頭に立ったプレイアンドリアル号が、後続をグイグイと突き放し、２着ライズライン号に６馬身差をつけて優勝しました（1.39.3）。

第１５回ジュニアグランプリ　結果（芝1600m　晴・良）
優勝　プレイアンドリアル号（牡２　55　関本 淳騎手　田部和則厩舎　478 ＋6）
５着　ナデシコスピリッツ（牝２　54　桑村 真明騎手　角川秀樹厩舎　457 -5）
６着　ダマスクインゴット（牡２　55　服部 茂史騎手　田中 淳司厩舎　478 -2）
７着　カカリア（牝２　54　松井 伸也騎手　齊藤 正弘厩舎　459 ＋１）

プレイアンドリアル号 （牡２　鹿毛）
父デュランダル　母シルクヴィーナス　母父ティンバーカントリー
馬主　岡田　繁幸 氏
田部 和則調教師
関本 淳騎手（岩手）
生産　森牧場（新冠町）


関係者コメント
優勝　プレイアンドリアル号　
関本 淳騎手　
土曜朝にスクーリングで騎乗した時に、力のある馬だと感じました。２、３番手でレースを進めて欲しいという指示でしたが、１コーナーでフラフラするなど随所で若さは出していました。あまり早く先頭に立たないよう心掛けて騎乗しましたが、坂を上がってからの伸びは抜群で、まさに怪物です。２歳のこの時点でこれほどまでにパワーのある馬には初めて騎乗し、良い経験をさせて頂きました。今後の走りにも注目しています

田部和則調教師　
思っていたとおりに能力を発揮してくれました。初めての左回りだった影響で、１コーナーの際に左手前のまま入ってしまい、外に膨らみかけてしまったけれども、右手前に替えてからは、スムーズに入ってくれました。これで、中央挑戦の権利が取れたので、次走については、11月16日（土） 第１８回東京スポーツ杯２歳ステークス（GⅢ 芝・1800m）にエントリーします。今回、左回りでの課題が見つかったので、そこを修正して万全の体制で臨みたいと思います。

５着　ナデシコスピリッツ号
角川秀樹調教師　
ＪＲＡ認定が獲りたかったので、夏場にレースを使っていた中、何とか好調をキープできたと思います。自分が思っていた通り、芝適性の高さは示してくれたと思いますが、やはり重賞で相手が強かった印象を受けました。

６着　ダマスクインゴット号
服部 茂史騎手　
スタートでちょっとモタつき、出負けしてしまいました。道中もスムーズに追走して、勝負処でも早めに上がってくれたのですが・・・外枠で終始外々を回ったこともありましたが、今日は相手が強かったです。

田中 淳司調教師　
外々を回る形になってしまったが、道中はある程度折り合いをつけて走ってくれていましたし、ちょっと相手が強かったかなと思います。今後については、門別に戻って状態をチェックしてから考えていきます。

７着　カカリア号
松井 伸也騎手　
芝は合うと思っていたんですが、前半から左回りや芝を気にしていた感じで、フラフラ走っており、この馬の競馬ができませんでした。

齊藤 正弘調教師　
（４コーナーで失速したことについて）
今日のところはちょっと敗因が分かりませんね。以前から芝のレースを出走させたいと思っていましたが、残念な結果になってしまいました。次走については、門別に帰って状態をみて判断していきたいと思います。


写真上：スタート後
写真中：プレイアンドリアル号（ゴール前）
写真下：プレイアンドリアル号（口取り）


写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬支援室　神谷　健介 氏
コメント提供　楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷　剛彦 氏