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11月30日(月)遠征結果(水沢)

 11月30日(月)、水沢 第10競走 第32回 プリンセスカップ[地方交流](サラ系2歳牝馬オープン ダ1400m)に、ホッカイドウ競馬から3頭が出走しました。

第32回 プリンセスカップ 結果(曇・重)
2着 ラプレシオーサ号(牝2 54 服部 茂史騎手 田中 淳司きゅう舎 499 -1)
5着 エムティーシャトル号(牝2 54 阿部 龍騎手 角川 秀樹きゅう舎 488 +2)
6着 マラドーナスピン号(牝2 54 井上 俊彦騎手 林 和弘きゅう舎 498 -8)


関係者コメント
◆2着 ラプレシオーサ号
服部 茂史騎手コメント
「ゲートの中で少し落ち着きがなかった時にスタートを切られてたことで、少し出負けしました。ペースが遅かったことで、馬群の外を早めに上がっていかざるを得なかったことが、最後のハナ差2着になってしまった要因かと思います。ラプレシオーサは本当によく頑張ってくれただけに、悔しいですね」

田中 淳司調教師コメント
「乗り込みも1ヵ月足らずという急仕上げで挑んだ中で、この馬の潜在能力の高さは見せてくれたと思います。ただ、ゲートで立ち遅れ、道中も外を回る格好になりましたし、また門別よりコーナーがきつい小回りのコース形態というのも最後の僅かな差(※ハナ差)という結果に影響しましたね。今回の臨戦課程を考えればよく頑張ってくれたということではあるんでしょうけど、差がこれ(ハナ)ですから悔しいですよね。この後は一度北海道に帰り、大井の森下(淳平)厩舎に移籍する予定です」

◆5着 エムティーシャトル号
阿部 龍騎手コメント
「道中はスムーズに運べて手応えはあったんですが、直線で上手く捌くことができず、脚を余す形になってしまいました」

角川 秀樹調教師コメント
「デキは良かったですし、ゲートも互角に出て悪くない位置は取れたんですが、3コーナー手前からラプレシオーサなんかが上がって行ったところで一緒に付いて行くだけの脚が、まだなかったですね。そこで後れを取ったことで直線で前が壁になり、追いづらい格好になりました。コーナーが緩く、直線も長い門別で競馬をしてきたので、その影響もあったんだろうとは思います。この後はいったん北海道に戻り、オーナーの判断でJRAに移籍するか、九州の佐賀あたりに移籍することになるんじゃないでしょうか」

◆6着 マラドーナスピン号
井上 俊彦騎手コメント
「仕掛けていくこともなく、楽に先頭に立つことができ、マイペースの逃げが打てました。ただ、コーナーで外に張る面を常に見せており、ちょっとしたロスが最後の甘さにつながったような気がします。小回りでのコーナー4つの競馬が合わなかったかもしれませんね」

林 和弘調教師コメント
「馬の後ろに入ると落ち着いて走ってくれるんですが、前に出てしまうと色々とやらかしてしまうところのある馬なんですよね。好位でそのままジッとして、という競馬が理想ではあったんですが、流れが遅くて先頭に押し出されてしまいましたね。そしたらコーナーで外に行こうとしてみたり、やはり子供っぽいところを見せてしまいました。仕方ないですね。今後はいったん北海道に帰ってオーナーの判断待ちですが、他地区に移籍するのはほぼ間違いないと思います」


コメント・写真提供:ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏
コメント提供:楽天競馬 スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 氏